何か所か 男性ドラマな 演技あり (ロシア)
☆コラムNo.13 社交ダンスのエグい話☆
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「珊瑚(サンゴ)ちゃん、今日は世界選手権優勝チームの動画よ。
しょっぱなから男性がリフトされたりとか、ちょっと変わってて面白い演出があちこちにあるわ。」
Vera Tyumen Standard Team, RUS | 2017 World Formation Standard | The Final | DanceSport Total
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「男性が持ち上げられるって、珍しいんですか? って、珍しいんですよね。重いし(笑)
あと、ちょっとした小芝居みたいなものも珍しいですね。」
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「そうね、一人の男性がところどころで何やらドラマチックな演技をしているわね。」
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「一人の人が目立つのって、フォーメーションなのにいいんですか?
アイツばっかり目立ちやがって・・・とか、ギスギスしないのかなぁ。」
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「確かに、同じ人や同じペアばかりが目立った振付を与えられたりしてると、ギスギスする恐れはあるわよね。
でも、“目立ち役”を、交代交代でやるぶんには大丈夫!」
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「ああ、なるほどです。」
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「心理的に、ちょっとエグい話をするとね。
人間って、自分より明らかにレベルが上の人が目立つ分には、そんなに抵抗がないものなのよ。
だから先生(指導者)が長い時間センターで踊っていても、それはそんなに問題ないんだけど・・・」
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「だ、だけど?(ゴクリ)」
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「自分と同レベル、もしくは自分より格下だと思ってる人がいつも凄く目立つ振付やポジションを与えられていたら、苦情に発展する恐れがあるってわけ!
フォーメーションの振付をする人は、そこをよーく考えてやらないとね。」
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「ひえぇ~、ダンスの世界って、怖っ!
だからこそ、フォーメーションをどんどん変えて、立ち位置を動かしていくのがいいわけですね。」
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「そうよ、せっかくやるんなら仲良く楽しくやりたいものね。
ちょっとフォーメーションから話がそれるけど、パーティーでアマチュア・デモンストレーションってあるでしょう?」
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「え~っと、生徒が先生とペアになって発表するアレのことですか?
母から、出演DVDを観させられたことがあります(無理矢理)。」
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「そう、それで誰がトリを務めるか・・・ってところ、実は先生はものすご~く気を遣って考えてるのよ。
トリに限らず、自分より格下だと思ってる人の出番が自分の出番より後(トリに近い)だったりすると、すっごい苦情に発展しかねないんだから!」
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「ぎょえ~!
社交ダンスってなんとなくウフフ、オホホ、っていう世界のイメージだったけど、結構人間臭いドラマがあるんですね。」
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「そうね。
というわけで本日は、ドラマチック・フォーメーションの話でした!」
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「ええっ!?」
(強引なまとめ方にビックリ)
コラムNo.14へつづく!
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