良いカノン・ダサいカノンの違いとは?(ロシア)
☆コラムNo.53 カノンって何?☆
「パール先生、今日の動画は、以前に観たことがあるような無いような?」
「よく気付いたわね!
今日の動画は、コラムNo.10なぜラテンダンサーは日焼けしてるの?のリメイクなのよ。
その時は2017年で、今回は2018年の演技ね。」
「2017年のは野性的な感じがしましたが、衣裳にフワフワのお袖が付くだけでずいぶん宮廷舞踊っぽくなるんですね!」
「そうね、ちょっとしたことでイメージがガラリと変わるのも、衣裳の面白いところね。」
「さて本日の本題に入りますが、カノンって何ですか?
ダンス用語・・・なんですよね?」
「ええ、そうよ。
もともとは音楽用語で、模倣しながら追いかけていく・・・解りやすい例だと輪唱などを指すの。」
「輪唱ってアレですよね。
カエルの歌が~♪カエルの歌が~♪聞こえてくるよ~♪聞こえてくるよ~♪ってやつ。」
「そうそう、それのダンス版よ。
まったく同じ動きを、少しずつタイミングをずらしながら踊る振り付けのこと。」
「ダンスじゃないけど、サッカーなどの試合会場で観客がやるウェーブみたいなものですか?」
「ああ、そうね。
あれ(ウェーブ)って、観客同士に一体感が出て気持ちいいのよね♪」
「・・・で、そのカノンですけど、今回の動画にもどこかに登場するんですか?」
「少しだけどね。
1分45秒から数秒間と、6分19秒から数秒間でカノンを観ることができるわ。」
「・・・(観賞中)
あっという間ですね!!」
パパパパパパパパパパパパパパパパ! ・・・って感じにね。」
「これだけパの文字が続くと、圧倒されますね。
じゃあ逆に、ダサいカノンっていうのは?」
「パ!・・・パ!・・・パ!・・・パ!・・・みたいな、時間差が長すぎるカノン!
観てる方がもう分かったよ~ってダレちゃう感じね。」
「あ~っ、確かにそれはダサい感じがしますね!
皆さ~ん、カノンを振り付けに取り入れる際はお気をつけくださいね♡」
「カノンって簡単な振り付けでもすごくキレイに見えるので、おススメです!
それに、観客には言えない副産物もあるし。」
「えっ、観客には言えない副産物?」
「振付師にとっては、尺をいっぱい使うので時間稼ぎになるとか!
ダンサーにとっては、踊り疲れたころだと休憩時間になるとか!」
(パール先生、それバラしちゃダメなやつ~!)
「わわわわわわわわわわわわわわわわ~!!」←パール先生の声にかぶせている
コラムNo.54へつづく!
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