ボーカル曲 使用3つの 注意点(オランダ)
☆コラムNo.55 日本語歌詞にはご用心☆
「今日は、ボーカル入りの音楽を使う際の3つの注意点ということなんですが・・・
なにか規定に引っかかるとか、あるんですか?」
「社交ダンス界では、特に無いわよ。
フィギュアスケートなんかでは、最近までボーカル曲は禁止だったけどね。」
「え、じゃあ、別に注意することなんて特に無いのでは?」
「それがあるのよ~。
ステキな歌詞だったりすると、それに気を取られちゃって、踊りに集中できないってことがあるのよ!」
「そう言えば、フィギュアスケートの羽生選手も!
4回転ジャンプの時に、ボーカル曲だと歌詞に気を取られちゃって集中力が削がれる・・・らしいですね。」
「そうなのよ、注意点その1だわね。
最悪なのは、観客の方が聴き入っちゃって、肝心のダンスを観てもらえないこと!」
「日本人のフォーメーションなら、外国語のボーカル曲の方がいいかもしれないですね。
多くの人が、いい意味で歌詞を聴き流せるというか。」
「そうそう、それは注意点その2にもつながるわ。
社交ダンスはもともと西洋の文化だからなのか、日本語ボーカルのフォーメーションってダサくなりがちなの!
マ○ケンサンバなど、ウケ狙いならGOODなんだけど。」
「そうなんですか?」
Hey sista’, go sista’, soul sista’, flow sista’って歌詞なんだけど、これがもし日本語だったら・・・」
「行くわよ、きょうだい、たましい、きょうだい♪ ってとこですかね。
確かに、急にダサく感じる(笑)」
いずれにしても、日本語ボーカル曲は気を付けて選曲して下さいね♡」
「音楽を編集するとき、例えば1番と2番の歌詞を無理やりくっつけたら歌詞がヘンテコになっちゃったとか。
そういうことにも注意した方がいいわね。」
「あ~確かに、ボーカルが入ってなければ気にならない部分ですね!」
「歌手が、伸びやか~に声を伸ばしているところを編曲でブツ切りにするのも良くないでしょ?
これも、 ボーカルが入ってなければ問題にならないこと。」
「そうか、ボーカル入りの曲って編曲も注意が必要なんですね。」
「そうよ。
というわけで、今日はボーカル入りの曲を使用する際の注意点3つでした!」
「ちなみにこのレディ・マーマレードって曲、サイト管理人さんがアラサーの時にデモで使ったんですよね?」
「そうよ、何も知らず可愛らしく踊っちゃったらしいけど・・・
高級娼婦の映画だから、今夜アタシと寝てみない?みたいなスゴい歌詞なのよね!」
「ワーオ!(外国人風に)」
コラムNo.56へつづく!
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