5連覇の ドイツ阻止した 革新派 (ロシア)
☆コラムNo.7 世界選手権王者はどこの国?☆
「パール先生、5連覇のドイツ阻止した・・・ってどういうことですか?」
「WDSF世界選手権・ラテンフォーメーションのことよ。
2012年~2016年、ドイツのグリューン・ゴールド・クラブ・ブレーメンというチームが5年連続で優勝したの。
でもそのドイツチームを、2017年はロシアのチームが負かしたってわけ。」
「あれっ、グリューンなんとかブレーメンって聞いたことあるかも?」
「さすが若い人は記憶力がいいわね!
2018年のお正月特番【ニッポンよ!セカイを倒せ!フジヤマ】に出演してくれてたのよ。
「そうだ、コタツでミカン食べながら、母と一緒に観てました。
彼氏さんから初詣行けなくなったって連絡が来て、仕方なくだったけど。」
「仕方なくでも何でも、観ててくれて嬉しいわ。
そのへんのテキトーな外国チームを連れて来ても、一般視聴者にはバレなかったと思うのに、ちゃーんと王者を呼んで来てくれてフジテレビさんって凄い!と思ったわよ。」
「そうだったんですね。
なんとなくボーッと観ちゃってたけど、なんだか凄かったという記憶はあります。」
「で、今日の動画のこのロシア・フォーメーションが、まさにその5連覇ドイツチームを破った演技なわけよ!
とくとご覧あれ!」
DUET Perm, RUS | 2017 World Formation Latin | O N EH E A R T B E A T
「どう?
ダンス技術が素晴らしいのはもちろんそうなんだけど、ちょっとコミカルな印象でしょ?
本来正統派のロシアが、ドイツに勝つために、どうしても勝ちたいために、プライドをかなぐり捨てて取り組んだフォーメーションだと思うわ。」
「そういう魅せ方、攻め方もアリなんですね。
ところで2018年や2019年は、ドイツとロシア、どっちが勝ったんですか?」
「世界選手権は11月とか12月とかが多いので、2019年はまだよ。
2018年はね・・・ふふふ・・・」
(ゴクリ・・・)
「な~んと!
ドイツのGGCブレーメンが優勝に返り咲いちゃいました!」
「あ~っ。
やっぱり王者ドイツは強いんですね!」
「ロシアだって、十分強いんだけどね。
ここ10年でラテンは優勝2回、準優勝5回だし。
スタンダードにおいては優勝・優勝・優勝・・・と3連勝中なのよ。」
「なんか、もうロシア・ドイツ以外の国が優勝に入り込めるスキは無いんじゃないですか?」
「そんなこともないわよ。
たま~にだけど、それ以外の国が優勝することもある。
ラテンならリトアニア、スタンダードならポーランドやモルドバね。」
「そうなんですか!
じゃあ、我らが日本にも可能性はありますか!?」
「珊瑚(サンゴ)ちゃん、急に大きく出たわね!
まずは出場することから始めないとね・・・残念だけど日本の現状はそんなところ。
でも、千里の道も一歩から。」
「えっ・・・(イヤな予感)」
「さあ珊瑚ちゃん、今日から、まずは社交ダンス始めるわよ!
彼氏とデートしてる場合じゃないわよ!」
「え~っ!(とっくにフラれてるけど・・・)」
コラムNo.8へつづく!
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