ハリポタで　学ぶ音楽著作権１（アメリカ）

☆コラムNo.4２　著作権～ハリポタの曲を「観フォメ！」で流して大丈夫？（前編）☆

「今日の動画は、映画ハリー・ポッターの曲を使用したフォーメーションですね。

大胆なパートナーチェンジも２分２７秒から４秒間（！）ありますから、まずは観てみましょうか。」

Extreme Ballroom “Harry Potter” BYU DanceSport Nationals 2017  

「パートナーチェンジのためのパートナーチェンジって普通はダサくなりがちですが、これは大胆なスピーディーさが功を奏してますね。」

「はいっ、で、今日は音楽著作権の話なんですね。

ハリポタの曲が使われている動画を、この観フォメ！のサイト管理人さんはコラムに埋め込んでいるわけなんですが・・・」

「え～っと、順を追って、なるべく簡単に説明するわね。

まずはハリポタの曲をフォーメーションで使ったことに対して、イベント主催者が音楽著作権協会にお金を払っている・・・はずです。」

「ああ、今年２月のフォーメーション発表会でも、主催者（サイト管理人さん）が音楽使用料を払っていましたね。」

「そうそう。

次にこのハリポタ・フォーメーションを動画に撮る（複製する）ことで、さらに別途お金が掛かります。」

「それはまた別料金なんですね。

個人で楽しむのではなく、販売目的で複製した場合ってことですよね。」

「それはそうなんだけど、販売目的でなくても、このハリポタ・フォーメーションをインターネットにアップロードしたら、さらにさらに追加料金が掛かります。」

「うわ～、結構こまごまと支払いが必要なんですね！

まっでも、じゃあ、支払うのはすべてここまでに携わった人ですよね？」

「すでにアップロードされているハリポタフォメ動画を、サイト管理人さんが自分のコラムに埋め込んで問題ないのか、ってことよね。

ようやく本日のテーマまで来ました！」

「管理人さんは、ただ動画を引用してるだけだし。

特に、著作権協会に音楽使用料を支払うってことはないですよね？」

「えーと実は、アフィリエイトをやってる場合は支払いが発生します！

平たく言うと、広告を貼っている場合。」

「え！　管理人さん、広告貼ってるけど・・・

ああ、広告収入があったときだけ支払えばいいってことですか？」

「ううん、実際に広告収入のあるなしは関係なくて、広告を貼っていれば支払いが発生するの。

収入がゼロ円だった月でも、５０００円の支払いが必要です！」

「え～っ！！

じゃ、じゃあ、管理人さんは毎月５０００円を支払ってるんですか？」

「支払ってませ～ん！」

「なんとっ

まさかの管理人さん、脱税野郎！って感じ？」

「税金じゃないし（笑）

ん～今日はもう長くなっちゃったし、まだまだ終わりそうにないから、続きは次回にするわね。」

「では、脱税の方法はまた次回をお楽しみに！」

「だから、脱税してませんっ！！

が、ハリポタフォメ動画を載せても大丈夫な方法は、次回をお楽しみに♡」

コラムNo.４３へつづく！

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