2008 男子赤で女子、黒だけど・・・ (ドイツ)
☆コラムNo.38 メロディ無しの音楽で踊る?☆
「ん~パール先生。
男子赤で女子が黒だと、何か問題があるんですか?」
DM 2008 – GGC Bremen A – Siamo Noi
「2008年はそういう衣裳だったんだけど、なぜか翌年から色味が逆転するのよ。
まあ、逆転した衣裳での動画は、また次回に紹介するわね。」
「じゃあ、メロディ無しの音楽で踊るっていうのは?
確かに今日の動画、音楽が掛かるまでの無音状態でも踊り始めてますね。」
「それだけじゃなくて、音楽が始まってからもメロディが無いのよ。
ほとんどリズムのみで成り立っている音楽が、一分近く続いてる!」
「わ~っ、本当だ!
リズムだけの音楽で踊るのって、難しそう~」
「そうね、このメロディで右手を上げて~のように振付が音楽に紐付けられないから、そういう意味で難しいわ。」
「なんでわざわざ、メロディが無い音楽で踊るんですか?
メロディアスな曲の方が盛り上がると思いますが。」
「珊瑚(サンゴ)ちゃんのスマホって、デコりまくりのギンギラギンよね?
それも素敵だけど、例えば・・・
黒いデザインに、ひとすじの銀色ラインが入ったようなものはどう?」
「あ~、なるほど。
シンプルで無機質な魅力っていうのもあるんですね。」
「そうよ。
音楽に派手さは無いけど、あえてそぎ落とした難しい音楽を使うことで、逆にとてもセンス良く見えたりするのよ。」
「リズムのみの無機質なイントロだからこそ、後から始まるメロディアスな音楽がよりドラマティックに響いてくるんですね。」
「そうね。
その上で上級編としては、最初から最後までリズムのみの音楽で踊るっていうのもあるわよ。」
「え~っ、それはプロダンサーでないと魅せられなさそう!」
「確かに私が観たのも、プロB級フォーメーション競技だったわ。(日本)
ウケ狙いの楽しいフォーメーション、一般的なフォーメーション、リズムのみの無機質なフォーメーションが出場していて・・・」
「どのフォーメーションが優勝したんですか?」
「プロだし、どのフォーメーションも素晴らしかったんだけど、優勝したのはリズムのみの無機質なフォーメーション!
目新しくて、とてもお洒落な作品だったわ。」
「お洒落なフォーメーション、いいですね。
その上で個人的には、もし自分が出演するなら、ウケ狙いの楽しいフォーメーションの方がいいかな。」
「ウケてたわよ~ラジオ体操の曲でのフォーメーション(実話)。
衣裳は体操服だったわ。
珊瑚ちゃん、短パンよ、どう?」
「ケンカ売ってます?」
(脚太いんだってば!)
コラムNo.39へつづく!
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