ラインより 技術を優先するケース?(ドイツ)
☆コラムNo.45 フォーメーションはライン命!でも・・・☆
「ラインというのはフォーメーションの場合、列のことを指します。
コミュニケーションツールのLINEではないからね、珊瑚(サンゴ)ちゃん。」
「も~、さすがにそのくらいのことは解りますって。
ラインが綺麗に揃ってることが、フォーメーションでは大事なんですよね。」
「そう、そこが観客に感動を与える1つのポイントね。」
「でも改めて、フォーメーションって大変ですね。
パートナーを気遣うだけでなく、ラインにも目を配らないといけなくて。」
「そのぶん、仕事やプライベートでも気配り力・目配り力がアップするわよ!?」
「日常生活にも役立つと。」
「そうそう。
でもね、体育館でフォーメーション競技会!ってことでもない限り、そこまで気を付けなくても大丈夫なラインもあるわ。」
「ええっ!
フォーメーションはラインが命でしょ!?」
「そうなんだけど、パーティー会場や舞台上でのフォーメーション発表の場合、少しくらい崩れていても気にならないラインもあるの。」
「そ、それは・・・?」
「それはズバリ、横一列のライン!
横二列も同じく。」
「ほ~
なんでですか?」
「前方から観てるぶんには、横の列が多少デコボコしていても、そんなに気にならないものなのよ!実は。」
「おお、なるほど!
上から見下ろしたりしなければ、そんなに目立たないんですね?」
「その通り!
だからそのぶん、しっかり踊って技術をアピールできるわね。」
「逆に、絶対にラインを崩してはいけないのは?」
「それはもちろん、タテ一列!」
「あ~確かに、前から観て列が曲がってるとすごく気になりそう。」
「タテ一列のときは、若干踊りがグダグダになってもラインだけは死守してほしいわけ。
踊りは80点でもいいから、ラインだけは100点で!
逆に横一列ならば、踊り100点・ライン80点でもOKよ。」
「な~るほど~。」
「今回の動画、ドイツの優秀なチームなんだけど、残念ながらタテ一列が真っ直ぐでなく弓なりになっちゃった。
4分27秒で静止するとよく分かる。」
「上の画像の斜め一列はキレイだけど。
あ~っ、確かに! 4分27秒のタテ一列は・・・」
「この世界選手権では2位・2位・3位と好成績だったんだけど、2019年は4位になってしまっています。
キメどころがキメられなかったのは、痛かった・・・」
「世界で4位だから、十分スゴいんですけどね(笑)」
「まとめると、ラインより踊りの技術を優先していいのは横一列!
ライン絶対死守は、タテ一列!です。」
「横一列は、多少前に出てたり後ろに下がったりしててもバレにくいのか・・・」
「そうだ、それ写真でも応用できるわよ。
小顔に写りたかったら、両どなりの人より少~し後ろに下がればいいわ。」
「!!(今日一番の収穫)」
コラムNo.46へつづく!
Amazon 社交ダンス トップス Amazon 社交ダンス スカート「Garmany」カテゴリーの関連記事