初投稿 の動画の衣裳の 可愛い版 (ロシア)
☆コラムNo.37 リメイク~生まれ変わりを味わえる!☆
「このコラムもNo.37となるわけなんですけれども、これは・・・
No.1で紹介した動画と全く同じ振付の動画なんでしょうか?」
2011 World Standard Formation | Vera Tyumen | RUS
「全く同じではないけれど、8割くらいは同じ振付よ。
以前のものが2013年版で、今回は2011年版ね。」
「今回のこの可愛い衣裳の方が、先に披露されたものなんですね。」
「そうなの。
2011年の世界選手権では勝てなかったけど、作品をリメイクしてのチャレンジで2013年には見事優勝!」
「フォーメーションも、リメイクしたりするんだぁ~。
今回の動画だって十分素晴らしい出来だと思いますが、競技会となると、勝つためにより多くの工夫がなされるんですね。」
「あら、競技会じゃなくてもリメイクはよくあるわよ。」
「えー
勝ち負けがないのに、なんでわざわざ作り直すんですか?」
「ん~理由は様々なんだけど・・・例えば、出演する人数が変わったりとか。
素敵な作品を、再び違うステージで披露する機会に恵まれたものの、どうしても都合がつかないメンバーがいたりすることがあるものね。」
「ああ、確かにそれはリメイクの必要がありますね。
その人やそのペアがいたところだけ、妙に空間が広く空いていたらカッコつかないし。」
「あとはそうね~、旬の音楽を使用していた時とか。
12月にクリスマスソングのフォーメーションはとっても魅力的だけど、同じ音楽で年明けに披露したらおかしいでしょ?」
「きゃ~っ無理ですね!
考えただけで恥ずかしい。」
「旬とか関係ない音楽であっても、例えば1チーム3分以内でお願いしますと言われたら、長い作品を短くリメイクすることもあるわ。」
「3分踊ったら音楽をフェードアウトして終わり・・・
だったら、簡単でいいような気もしますが。」
「作り直してる時間がなければそれでもいいけど、できればちゃんとリメイクして美しいラストシーンを迎えたいわね。」
「まっ、そうですね。
音楽を聴いてても、サビの手前でやめられたら気持ち悪いし。」
「そうだ、会場のつくりが変わっても、リメイクする場合があるわ。
横長に作ったフォーメーションを、次は縦長の会場で踊ったりすることもあるから。」
「色々な会場がありますからね。」
「そうね。
ステージの真ん中から木が生えてたりとか。」
「ええ? 木!?」
「ええ、半屋外みたいな会場で。
その時は、木ありきの振付に作り直したんだけど、ま~面白かったわ!
最後はみんなで木の周りをぐるぐるボルタで回ったりしてね♪(実話)」
「お、面白かったんですか?
大幅に作り直さなくちゃならないから大変!ではなくて?」
「だってリメイクは、生まれ変わりを味わえるんだもの!
人生って、前世を思い出せないからなかなか生まれ変わったことを味わうって難しいでしょう?」
「へ~、味わってるんですね。
私はダンス未経験だから、なかなかその心境は解りませんが。」
「お気に入りのロングスカートを、リメイクでミニにしてみたら?
スカートの生まれ変わりを味わえるわよ♪」
「するわけないでしょ!!」
(脚太いから)
コラムNo.38へつづく!
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