ラスト曲 タンゴとヴェニーズ 織り交ぜて （スロバキア）
☆コラムNo.２９ その他大勢側の人間☆
「今日は２０２０年の５月５日。
全国的に外出自粛中のGWですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？」
「いや～せっかくのGWなのに、どこにも遊びに行けないし・・・
友達とも会えないし・・・ヒマを持て余してます。」
「全人類が団結して、敵（ウイルス）と戦うなんて、経験したことなかったわね。
人間同士で批判しあったりということもあるけど、それも全て同じ目標（終息）を願っているからであって。」
「分かってますよ～！
だから自粛に従って、家でゴロゴロしてるんじゃないですか。」
「まあそうクサらずに。
家で出来ることで普段なかなかしないこと、そういうことをやってみたら？」
「断捨離とか勉強とか、ってことですよね。
うん、時間があったらやろうとか言ってることって、時間があってもやらないもんですね～(笑)」
「部屋磨きも自分磨きも、いいんじゃない？
どんどんやったらいいと思うわ！」
「でもぉ～パール先生、特に才能も無い一般ピープルの私が今さら何か勉強したところで、特に何も変わらないっすよ。
せいぜい自己満足するくらいじゃないですか？」
「あら！ 自己満足出来るって素晴らしいことなのよ～知らないの？
自分にしか分からないような小さな成功体験の積み上げも、自信を作り上げていく大事なピースになるんだから！」
「へ～そうなんですね、自信につながるのは嬉しい。
でもやっぱり、才能があってチヤホヤされている一部の人がうらやましいなぁ～、とその他大勢側のワタクシとしては思うわけですよ。」
「今の珊瑚（サンゴ）ちゃんの言葉で思い出した！
以前読んだマンガで、転職を繰り返してキャリアアップしていく女性が、その他大勢側の女性社員たちに言っていたセリフ。」
「えっ、な、何ですか？（ゴクリ）」
『私には才能があるから出来ることなんであって、あなた達はむやみに転職したりしない方がいいわよ。
あなた達のような（その他大勢側の）人でも、同じことを長くやり続けることで得られるものはあるはずだから』
「え～っ何それ！ 高飛車！
キ～ッ、ムカつく！！」
「何のマンガか忘れちゃったけど、確か高飛車な女性の方が主人公だったような？
私もその他大勢側の人間だけど、いいこと言ってるなって思ったんだ。」
（ん～パール先生ってニブいの？ お人よしなの？）
「だって、量は質を凌駕するとか、量質転化とかいう言葉もあるじゃない？
大量に何かをやることによって、ミラクルが起こるかもしれないってことよ！」
「ああ、偉人の名言が入ると説得力がありますね。
量・・・かあ・・・」
「外出自粛中は、大量に何かを勉強したり練習したりするまたとないチャンス。
さあ、その他大勢側の人間代表として頑張るわよ！」
「了解っす！
じゃあ、何を大量にやりましょうか？」
「そうね・・・
観フォメ！の動画を全部観て、サイト管理人と対等に話が出来るようになる！なんてどう？」
2011 World Standard Formation | Interklub Bratislava | SVK
「あ～、そっち（汗）」
コラムNo.３０へつづく！
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